ワンオペになった場合の準備・対策 ~育児ログ~

今回は、自分の急にワンオペせざるを得なくなったパパのための記事です。そもそもパパの育児参加は当たり前になってきており、何も言わなくても1日任せられることが多くなってきてはいるものの、現在も平日はずっとママが育児して土日に少しパパがお手伝い、というスタイルが残っているのもまた事実です。(2016年の社会生活基本調査では6歳未満の子どもをもつ夫(夫婦と子どものみの世帯に限る)の1日当たりの家族育児時間は1時間23分、妻は7時間34分となっています。)

筆者の妻は土日に仕事が入ることが多いので、妻の帰宅までワンオペになります。土日のワンオペに当たってどんな準備をしているのか、”ワンオペ”に潜むリスクに対してどんな対策をしているのか、示していきます。育児参加していこうとするパパさんや、パパさんに育児参加させようと考えているママさんのご参考になればうれしいです。

目次

ワンオペとは

そもそもワンオペとは『ワンオペレーション』の略で、”1人”ですべてこなす、日中ずっと1人で子どもの相手をして、1人でお世話をする、という意味合いです。

言葉の意味としてはそうなのですが、筆者は完全に”1人”で面倒見る、という考え方をしないようにしています。社会にはいろんな人がいるので、いろんな人の力を借りながら育児をすればいいと思います。抱え込まないほうがずっと大事です。

では、述べていきます。

準備編

まずは準備編です。

準備編1:母子健康手帳、健康保険証、子ども医療費受給券を受け取る

まず母子健康手帳(母子手帳)、健康保険証、子ども医療費受給券です。ワンオペ中に熱が出てしまった際、病院に連れて行かなければならないので、必ずこれら3点を預かっておきましょう。

子ども医療費受給券は自治体によって異なり、医療費制度も異なるので、よく確認しましょう。私の長男は神奈川県横浜市と千葉県柏市に住民票がありましたが、横浜は全額助成、柏市は1回300円の自己負担でした。

健康保険証を忘れた場合

万が一、健康保険証を忘れると全額(10割)払うことになります。後日提示すれば7割分返ってきますが、その場で全額分準備しないといけなくなるので注意しましょう。

筆者はワンオペの時にこの3点を預かった際、失くすのが怖いなぁと思い、『母子手帳ケース』というものを見つけました。妻に提案したらとても喜ばれたので、皆さんもママにプレゼントしてあげてください。(すでにご存じの方も多いと思います。)



準備編2:かかりつけ医、緊急病院を確認

次に、かかりつけ医の場所・連絡先、緊急担当病院を確認しておきましょう。平日はかかりつけ医に行けばいいですが、土日休日に熱が出てしまった場合は緊急担当病院に行かなければならないこともあります。万が一のことを考え、担当病院を確認しておくことをおすすめします。私は実際、日曜日に長男が嘔吐し、病院まで車を走らせたことがあります。あの時は病院へ連絡、妻へ連絡、嘔吐の処理、受信票を書いて病院へ提出、着替えさせて出発…と大慌てでしたが、予め病院を調べておいてよかったと、本当に思いました。ネットで検索すればほぼ確実に出てきますので簡単です。

人によるかもしれませんが、子どもが熱を出してぐったりしていると、少なからず焦ります。長男がぐったりして自分にずっと抱っこを求める姿は今でも忘れてません。あの時ほど、ワンオペの”子どもの命を預かっている”感覚を味わった日はありません。

準備編3:着替え、おむつを準備

保育園に預ける際に準備しておくものを思い浮かべれば、自分が準備すべきものが見えてきます。まずは着替えとおむつです。着替えのファッションに自信がなければ、予めママに確認しましょう。

尚、着替えを自ら考えることは子どもの身長や体重を把握する必要性が出てくるので、自然と子どもについて詳しくなり、ワンオペもしやすくなってくるというメリットがあります。ただ…度が過ぎると勝手に服を買ってきたくなってしまい、散在することになるので注意しましょう。

準備編4:ごはんの用意

朝の内にワンオペ中のごはんプランを練っておくか、またはママからレシピや献立表をもらっておきましょう。または前日から作っておいたり、具材を調理して冷凍しておいたりすると、日中の調理にかける体力を削減できます。

ごはんの準備を完全に忘れると、最悪『メニューを考える』『具材を購入する』『調理する』という3段階工程を踏むことになり、そもそも小さな子どものごはんの時間を決めていることが多いので、それまでに間に合わせることを考えると、日中ほぼごはんの時間だけになってしまいます。

小さい子どもは料理していると寄ってきて遊ぼうとせがんでくるので、料理に集中できません。できるだけ時間を削減する手段を講じておくことをおすすめします。

準備編5:配偶者の連絡先、親の連絡先を確認

ワンオペでなにかあったとき連絡すべき人、助けを呼びたいときに連絡すべき人、の連絡先を押さえておきましょう。特に仕事中であろう配偶者の会社の電話番号や業務携帯の番号。また、実家が近いのであれば親の連絡先を確認しておきましょう。

私はワンオペ育児は『1人でやりきらないといけないというわけではない』と考えています。頼れるものはたくさん頼っていけばいいのではないでしょうか。

行動編

次に行動を起こしていくことでワンオペを乗り切る方法の紹介です。

行動編1:ドライブに連れ出す

ドライブ好きな子どもは多いと聞いたことがあります。私の長男も車が大好きで、乗るのも見るのも好きです。特にバスが大好きで、駅前まで行ってたくさんのバスを見るととてもテンションが上がり、『バス、バス!!!』と連呼しています。また、ドライブをしていると揺れがちょうどいいのか、寝てくれる確率が高いというメリットもあります。寝てくれないと困るお昼過ぎにドライブすると、かなり高確率で寝るのでおすすめです。

行動編2:買い物に行く

スーパーへ買い物で出かけたりするのもいいと思います。大人の買い物という用事を済ませることができるし、子どもの興味がいろいろわかって面白いです。キャラクターのジュースに興味を持ったり、ヨーグルトコーナーに走ってみたり…。一石二鳥な行動が買い物だと思います。

さらに、スーパーには小さな子ども大好きな大人がたくさんいて、すれ違うたびに『かわいいね~』って言ってくれるのでとても楽しいです。私の長男はレジのおばさまを見つめるのが趣味でした。

行動編3:公園で遊ぶ

公園はかなり時間を使える、かつ子どもが運動してくれるのでそのあと寝てくれる可能性が高くなります。保育園に行っていれば保育士さんが毎日お散歩をしてくれますが、ワンオペ時は自分がやらなくてはいけません。公園へのお散歩はかなり有意義です。遊具にもいろんな種類があり、子どもがどんなものが好きで、どのくらい遊べるのか、見ていて全く飽きません。

また、公園はほかの子どもたちがたくさん遊んでおり、月齢による差異がよくわかります。この先どのように遊ばせようかな…とか今度はどこに連れて行こう…とかいろんな案が浮かんでくると思います。

あと公園については季節がわかりやすい、というのもメリットだと思います。夏は虫が多くて大変かもしれませんが、四季それぞれで植物の様子が変わり、それに応じて子どもの遊び方も変わり、これもまた見ていて楽しいです。落ち葉を踏む姿など、とても微笑ましいです。

今回はワンオペ時の準備と対策について記事にしました。小さいお子さんがいるといろんなことが心配になりますが、基本的にごはんを食べて、運動して、寝てくれればいいわけなので、そのための準備と行動を起こしていけば乗り切れます。ぜひ、実践してみてください。

1つでもみなさんの参考になればうれしいです。

とっくんPMでした。

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