【実体験】吃音者が緊張する人生イベント・日常イベント

 


吃音者だと、日常のイベントだけでなく人生で1回は通るようなイベントも、緊張の対象です。普通の人も緊張するよ~と言われても、吃音者が背負うプレッシャーは計り知れないものがあります。自分の経験から挙げてみるのと、それぞれの対策を述べてみます。

目次

結婚式スピーチ

超緊張しました。最初の挨拶で噛んでしまいましたが、なんとか皆さん笑っていただき、助かりました。入場まで超緊張していましたが、みんな自分の結婚を祝福してくれてる…と思ってなんとか乗り切りました。

対策としては、ゆっくり話す・暗記しておく・練習する、です。当たり前かもしれません笑 吃音者の場合は、とにかく自分が話しやすい言葉を選び、言葉の並びを話しやすい流れに組み替えるのが重要です。僕は『は行』『さ行』が苦手なので、その言葉が先頭に来ないように注意しました。

『ゆっくり話す』というのは幼少期から周り言われていたものの真に理解できず、大学生の時ようやく体得しました。全然そのつもりがなかったものの『スピーチ』をテーマにした授業を選択してしまい、吃音者の自分にとっては地獄でした。しかし、同じサークルの友人が一緒の授業にいたので頑張れました。その友人が自分の結婚式に来てくれて『スピーチ聞いて感動した』と言ってくれたことに対して、僕は感動してしまいました。

その授業ではリンカーンなどいろんな有名人のスピーチを真似していたのですが、やはりみんな『ゆっくり伝えるように』話していました。速く話すことがすべてではないというのをようやく体得できた気がした瞬間でした。その授業を受けた後は言葉選びをもっと慎重に行い、スピードを必要としない内容にするよう、心がけています。

自己紹介

新しい組織に入るとき、初めて集まるメンバーでのイベント(研修など)に参加するとき、必ずやらなければならないのは”自己紹介”です。はっきり言って自分は自己紹介が苦手です。もう自分のことなんてどうでもいいから中身に入ろうよ…と思ってしまいます。
なにか決まった質問とかを一覧化しておいて、それをペーパーで共有すればわかるじゃない…と思います。しかしアイスブレイクに自己紹介はちょうどいいのもわかるので、渋々こなしています。

自己紹介は自分の話したいことだけ話してサッと抜けられるので、ポイントだけ述べて終わり…でいいと思います。相手に伝わりやすい単語を選び、自分の人となりを示せる内容をしっかり構えておくのが、自分のためであり、相手のためにもなります。

電話

電話は相手が自分の話を聞いてない、という状態はあり得ないので、とにかくゆっくり落ち着いて話します。慌てると悪循環が始まります。

電話の難しいところは、決まった文言を言わなければならないことが多いこと、にあります。仕事であれば「お世話になっております」「〜課のとっくんです」など、日本人として普通に言わなければならないことが決まっています。電話が多い仕事は本当に大変だと思います。

また、なにかサービスの契約とかその変更や、照会などを電話しなければならない場合、本人確認を行います。決まって名前と電話番号と住所が必要です。その文言ですらどもってしまって辛いです。さらにそこでどもると、相手に本人じゃないのではないか、と疑われてる気がして、さらに緊張してしまうのです。

電話は対策が難しいと思っている一つなのですが、やはりゆっくり話すというのは最強です。あとは自分のリズムに持っていくことです。ちょっと待ってくださいね、とか、最近住所変わっちゃって〜とか適当なことを言ってどもらないように工夫します。

あとはチャットやメールが代用できるなら、とにかくその類のツール使う、そっちに誘導することです。逃げじゃないか、という人もいますが、話さなくていいということ以外のメリットもあります。メールはチャットは記録として残せるので、仕事でかなり役立ちます。電話は記憶でしか残りません。もう全部チャットでよくない?って思っている今日この頃です。

飲み会

飲み会は大好きです。しかし大人数の飲み会で話すのは割と苦手です。話すとみんなが自分の方を注目するので緊張してしまいます。

さらに飲み会でやっかいなのは、賑やかなお店で、「聞こえなーい!もっかい言ってー!」となる場合があることです。これは吃音者にとってきついです。なので静かな居酒屋さんが大好きです笑

対策としては、やはり静かなお店を選ぶか、幹事をやってしまうことです。幹事なら最初だけ話してあとはみなさんどうぞーとできるし、話を割り振っていけばいいのです。最近はコロナで飲み会に行けないのでこの悩みはないですが、少しは飲みに行きたいなーって思ってしまいます。

 

全般的に『人が自分の話を集中して聞いてる状況』が緊張します。ただ、全然聞かれないのも寂しい、というのがまた辛いです笑

うまく対策して、話すことをあきらめないでいようと思います。

読んでいただきありがとうございます。

またよろしくお願いします!とっくんでしたー!

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